「アラビアのロレンス」(1962)

アラビアのロレンス」を観た。
監督:デヴィッド・リーン
出演:ピーター・オトゥール アレック・ギネス アンソニー・クイン

アカバを陥落したロレンスと部下がスエズ運河に到達したとき、対岸にいる人に「誰だ君たちは?どこから来た?」と聞かれた時のロレンスの沈黙の表情は、素晴らしいものだと思う。僕たちは誰なのか?どこから来たのか?と自問しているように見えた。
あと、なんか見たことある俳優がいるなと思ったら、外交官ドライデンは「カサブランカ」でルノー警部を演じていたクロード・レインズだった。白髪になっていたので気がつかなかった。合点。

"The desert is an ocean in which no oar is dipped. (砂漠はオールを使えぬ大海なり)"

"Nothing is written. (運命などない)"

"1000 Arabs means 1000 knives. (1000のアラブ人は1000の刀。)